東京工業大学 施設運営部

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Tokyo Institute of Technology facliities department

東京工業大学田町キャンパス土地活用事業
事業予定者(交渉権者)の決定について

2019年11月に募集要項等を公表した「東京工業大学田町キャンパス土地活用事業」の事業予定者(交渉権者)を決定しましたのでお知らせいたします。

  1. 事業概要
  2. 本事業は,本学が田町キャンパスに位置している本学附属科学技術高等学校を大岡山キャンパスへ移転することを前提として,公募型企画競争方式により事業者の選定を行い,本学が事業敷地に対して定期借地権を設定し,事業者が本学から土地を借り受け,一体的な開発により大学施設を含む複合施設を整備し,貸付期間にわたり管理運営を行う事業である。

    • (1)本事業敷地の概要等

      所在地東京都港区芝浦三丁目17-1他
      事業敷地面積事業敷地A:22,678.63㎡   事業敷地B:544.52㎡
      貸付期間2026年から75年間
      ※事業敷地Aに借地借家法第22条に規定する一般定期借地権を設定

       
    • (2)本事業敷地の位置図


    •  
    • (3)本事業における施設構成(イメージ)
  1. 審査結果
  2. 国立大学法人東京工業大学公募型企画競争取扱要項(平成24年12月21日制定)に基づき,学内外の委員から構成される「田町キャンパス土地活用事業審査委員会」において各応募者の提案書を審査し,以下のグループを事業予定者として選定しました。
     
    【事業予定者】

    グループ名:NTTUD・鹿島・JR東日本・東急不動産グループ
    構   成   員 :エヌ・ティ・ティ都市開発株式会社(代表企業)
    鹿島建設株式会社
    東日本旅客鉄道株式会社
    東急不動産株式会社

     

    ※審査委員会の構成員名簿及び審査過程はこちら

    ※次点応募者,審査結果の詳細及び審査講評はこちら

  1. 事業予定者の提案概要
    • (1)複合施設の概要

      複合施設複合施設A複合施設B
      民間施設用途事務所,ホテル,商業施設,
      保育所,産学官連携施設等
      商業施設
      大学施設用途教育研究施設,産学官連携施設教育研究施設
      延  床  面  積約247,700㎡約2,500㎡
      階            数地上36階地下2階地上7階
      建  物  高  さ約178m約33m
      計 画 容 積 率約1000%約400%

       
    • (2)主な提案のポイント
      • ①周辺との一体的なまちづくりに対する取り組み
      • 交通基盤の整備・都市機能の充実等を図ったうえで,都市再生特区制度の活用による容積率1000%をめざした都市計画手法の採用
      • 隣接する田町グランパークとの一体・連続的なまちづくりや,田町駅機能強化による歩行者ネットワークの強化,新芝浦運河を活用した舟運機能の実現
      • 周辺の都市環境の特性に配慮し,高層部と低層部の対比を融合させたアイコニックなシングルタワー,近隣エリア最大規模となるオフィスフロアプレートの実現
      • 田町駅東口から芝浦運河通りに斜めに事業敷地Aを貫く軸線上に,環境に配慮した建築計画と光や風・緑などの自然が高度に融合され,訪れた人々が豊かな賑わいや交流を行う,アメニティ豊かなキャンパスを象徴する「エコトーンストリート」の配置
      • ②国際的な産業・研究拠点の形成に資する取り組み
      • 事業フェーズに応じた多様なビジネスサポートや国内外拠点との連携など,ベンチャーとの共創を加速させる様々な方策により発展し続けるイノベーションエコシステム
      • 施設開業前から推進する産学官連携・イノベーション活動の展開
      • ③地域に開かれた新たな都市型環境・防災拠点の形成に資する取り組み
      • 田町グランパークと連携した地域冷暖房システムの構築による街区全体でのエネルギー効率の最大化,CASBEE-Sクラス・耐震安全性Ⅰ類等の実現による最高水準の環境・防災性能を実現
      • 近隣地域・企業の共創による田町ブランドを構築し,発信するエリアマネジメント活動の推進
      • ④世界トップレベルの研究イノベーション国際拠点の形成に資する大学施設の計画
      • 大規模な空間再編が可能なフレキシブルフロアによる可変性・確固たるセキュリティを有し飛躍的に研究・実装を促進するイノベーションキャンパスの構築
      • 産学官連携施設との連携により強化された研究基盤強化による,世界を舞台とした教育・研究の深耕・発展,新産業創造の加速
      • リアルとバーチャルを融合・相乗させ,教育・研究・大学経営ニーズを適える「東工大デジタルツインキャンパス」
      • 周辺施設との連携により「東工大MICE」を実現し,国際競争力を高め,教育・研究成果を最大化することで,人材・情報・知財が集積・融合する学際を超えた国際的なオープンイノベーションの場を創出
    • (3)提案貸付料等
    •   
      • 提案貸付料 45億円/年(2026年から75年間)

      ※上記とは別に本学は,2030年に譲渡時一括支払金として現金50億円と,大学施設A及び複合施設Bを代物弁済で取得

    • (4)配置計画・完成予想パース等(参考)
      • ①複合施設 全体俯瞰図

      •  
      • ②複合施設A メインエントランス付近

      •  
      • ③複合施設A エコトーンストリート

      •  
      • ④複合施設B

      •  
      • ※本パース等は提案書の参考イメージとして提出されたものであり,実際の完成イメージとは異なる場合があります。
  1. 今後のスケジュール(予定)        
      
    2021年2月末事業協定書の締結
    2026年3月頃附属高校の移転完了
    2026年4月頃定期借地権設定契約の締結
    ~2030年頃複合施設の建設
    2030年6月頃複合施設の供用開始(大学施設の引渡し)
    2032年4月頃グランドオープン(建設工事全体の終了)
    2101年3月頃定期借地権の終了(事業終了)
      
  2.      

  東京工業大学田町キャンパス土地活用事業
  に関するお問い合わせ先

      ・ 東京工業大学 施設運営部 再開発推進室
      ・ 担当:事業企画グループ
      ・ 住所:〒152-8550 東京都目黒区大岡山2-12-1 NE-30
      ・ TEL:03-5734-3442
      ・ FAX:03-5734-3680
      ・ E-mail:tcr.office@jim.titech.ac.jp

 

  取材等に関するお問い合わせ先

      ・ 東京工業大学 総務部 広報課
      ・ TEL:03-5734-2975
      ・ E-mail:media@jim.titech.ac.jp

 

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